2008/05/21

人工地盤の現在2 オランピアード




パリの札幌


冷凍食品専門のパリストアー
 4月にフロン・ド・セーヌ地区の人工地盤について書きましたが、今回は1968年~75年に作られた、オランピアード地区の紹介です。パリで一番新しい地下鉄14番線の終点が、オランピアードになっているのは気づいていましたが、それが、プラネックス邸同様15年ぶりに訪れるチャイナ・タウンのことだと気づくのに時間がかかってしまいました。
 この団地の特徴は、オリンピック開催地の名前がついているタワーが建ち並び、そのタワーとタワーの間に、人工地盤で作られた広場があるというものです。しかし、その人工地盤の広さは、デファンス地区のように十分に確保されていないため、タワーを見上げる感じが強くなります。ですので香港などのアジア都市のような感じでもあるのです。
 ここも、フロン・ド・セーヌ同様、30年の月日がながれ、かっての理想が現在でも成立しているのか、疑問になります。人工地盤の広場に設置されていたレストランには、シャッターが目立ち、治安も必ずしも良さそうではありません。無論、ここより郊外のHLMが立ち並ぶ都市に比べれば、リッチな場所なのでしょうが・・・
 ところで、チャイナタウンのスーパーに行くと、ぬかみそ漬けの素が売っていたので、早速購入してぬか床を作ることにします。今週末はベルリンに行く予定なので、それから帰ってきたら、こちらのキュウリやナスを漬けることにします。

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