2008/08/10

地下鉄のブランクーシ




パリで一番新しい地下鉄14番線、ホームに扉があるタイプで、綺麗だし速いし(シャトレからリヨン駅までノンストップ)エスカレーターもあるので、良く使います。昨年中華街のあるオランピアードまで延伸して利用者も増えていることでしょう。その14番線には、様々なパブリックアートが設置されています。無論、前に紹介したクリュニー駅や12番線のコンコルド駅などでも、駅全体がパブリックアートのようなものもありますが、14番線のマドレーヌ駅には、エスカレーターの下のデッドスペースに、なんとブランクーシ関係の展示があるのです。最初、なんのビデオを流しているのかしら程度で素通りしていたのですが、あれ?無限柱じゃない!と気づき立ち止まってよく見ると、無限柱の修復作業のビデオでした。

そして、その横には 1907年の「祈る人」がなぜかある。良く読むと、ブランクーシ生誕125周年を記念して、パリ市交通局が発注したとのこと それにしても、地下鉄の乗り換え通路で50分のビデオを全て見る人がどれだけいるのだろうか?と思うことになる。

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