2008/10/24

デジュ・ラーンキのバルトーク




シャンゼリゼ劇場で、ダニエル・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団の定期演奏会を聞く。プログラムは、ブラームスの大学祝典序曲、バルトークのピアノ協奏曲第二番、休憩後にブラームスの交響曲第二番というもの。今シーズンからフランス国立管のシェフとなったガッティ、まだこのオケを掌握しきっていないようで、大学祝典序曲はボロボロの出来、そして70年代にハンガリーの三羽烏(当然他の二人は、コチッシュとシフ)としてならしたデジュ・ラーンキが得意のブラームスを演奏する。色彩感のあるオケと確かなテクニックで安定したピアノ、なかなか良い演奏でした。それにしても、ハンサムで女性ファンも多かったラーンキ、既に50代後半、白髪のオジサンとなっていました。アンコールに、ここぞとばかりにアレグロ・バルバロ 得意中の得意といった感じで かっこよかった


後半は、ブラームスの2番、第二楽章と第三楽章は、とても美しかったけど、第四楽章は破綻気味だった。これでは、ブラボーと叫ぶ気持ちにはなれないので、早々に帰宅しました。

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