2008/10/06

イヴァン・フィッシャー指揮ブタペスト祝祭管「マーラー交響曲第三番」@サル・プレイエル



サル・プレイエルで、イヴァン・フィッシャー指揮ブタペスト祝祭管による、マーラー3番のコンサートに行きました。独唱はBrigit Remmert  この曲は、1楽章の第一部、2~6楽章の第二部で構成され、全部の演奏時間は100分近くかかる長いもの、前日に聞いたトゥーランガリラ交響曲同様、編成も大きく、アルトの独唱、と児童と女性の合唱も含まれます。
イヴァン・フィッシャーとこのオーケストラは最近注目されているのですが、私はドボルザークの8/9番のCDしか聞いたことがありません。そのときの印象はとても良い録音で、独特の濃さをもったものでした。今回のマーラーは、私には大味な感じがしました。指揮ぶりも何か胡散臭く、オケの音色も思ったより洗練されていない。それでも、この曲は最後に盛り上がって終わるので、観客も素直に感動していました。特に、第六楽章は本当に美しい音楽なのですが、全体的にみるとこの曲散漫な感じのする曲なので、この楽章だけ聞きたい時もあります。

0 件のコメント: