2008/12/08

ダニエル・ビュレンヌ@ピカソ美術館






東京で大きなピカソ展が開かれているらしい、その展覧会やグラン・パレのピカソ展が可能となったのは、マレ地区にあるピカソ美術館の改修工事のためだという。日本には作品を貸し出し、そこから改修工事費の足しにしようとしうのだろう。その工事期間中、まだ細々と常設展示は行われているが、それと並行こうして、フランスの現代美術作家ダニエル・ビュレンヌによる大規模なインスタレーション作品が設置されつつある。
travail in situ と題されているように、この作品はピカソ美術館というその場所=in situにおいて成立する作品であり、高さ16m60の壁を美術館を貫通させるように設置し、その四角い壁は対角線が引かれ、上部には黒いパネル、下部には鏡が張られるというもの。対角線の長さは40mに及ぶようである。また、入口の名誉の庭に面しているガラス窓を五色に彩色を施すとともに、階段や切断面の側面などには、ビュレンヌ独特のストライプ模様を見ることになる。
ここのところ、現代美術を美術館にインストールする作業が盛んであるが、それを手がける作家は固定していて、今回の作品も規模が大きいので、面白いは面白いのであるが、またビュレンヌかといった印象を持つことになる。

1 件のコメント:

じゃむ さんのコメント...

こんにちは。
最近ビュレンヌは美術館へと向かっている気がします。
依頼が来るからそうなってしまうのだろうけど、もっと彼が若いときに精力的に路上でいろいろと製作していた時の方が刺激的で面白いと思えてなりません。
ご指摘の通り、どこでも見かける彼の名前なだけに、特にこれといって美術館系の人や美術好きの人でなくとも名前が良くしてている作家の一人だと思います。
日本人だと誰に当たるのでしょうか。
草間彌生とか宮島達男といったあたりでしょうか。