2009/02/17

エトヴェシュ「更級日記」@オペラコミーク座






ハンガリーの現代作曲家ペーテル・エトヴェシュによるオペラ「Lady Sarashina」つまりは、更級日記を、オペラコミーク座で見た。このオペラは、元々は昨年の日仏修好150周年事業の一つとして、リヨンで上演されたもの。演出は山海塾の天児 牛大、衣装とメイクは急逝した山口小夜子が担当するはずだったが、太田雅友が担当、美術は中西夏之、同じ作曲家によるチェーホフの「三人姉妹」のスタッフによるものということだろう。幻想的な舞台で、衣装も美しいのだが、舞台の前に食事をしていたためもあってか、現代曲のためもあってか、少しうとうととする。オペラコミーク座は、ガルニエ宮と比べるとこぢんまりとしていて、なかなか雰囲気がよいです。今回は、幕間がない一幕ものだったので、内装を楽しむ時間が少なかったのが残念。


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