2009/03/10

ジェレミー・ロレールのモツレク


今日は、友人とグランブルバールのレバノン料理店でランチをとってから、久しぶりにマレ地区の画廊を巡る。自分の決めているコースを歩くが、パリコレの シーズンもあり、お世話になっていた画廊は展示はなく洋服がたくさん飾られていた。エマニュエル・ペロタンのような画廊クラスはさすがにパリコレの貸し会 場などにはならず、きっちりとインスタレーションしている。その後、4時半に、別の友人と待ち合わせをして、ルーヴル美術館の「空の扉」 : 古代エジプトにおける世界観展を見る。
http://www.louvre.fr/llv/exposition/detail_exposition.jsp?CONTENT%3C%3Ecnt_id=10134198674118577&CURRENT_LLV_EXPO%3C%3Ecnt_id=10134198674118577&bmLocale=ja_JP
これらの展示物は、通常展示されているものだが、テーマ設定されて特別展となると、ライティングも良くなり、コンパクトな説明によって、理解しや すくなる。無論、大英博物館などからの作品も加わるが、基本はルーブルのコレクションの再構成。その後、常設展示を少し見てから、友人と別れ、シャンゼリ ゼ劇場へ。
ジェレミー・ローレル指揮のモーツァルトのコンサート、パリはここのところ モーツァルトづくしの観がある。オペラでフィガロとイドメネオ、オ ペラ座のバレエはモーツァルトの音楽を使用、そしてこのコンサート どうせ空いているだろうと思ったら、なんと超満員 いつもの移動はままならず素直に聴 いていると、前半の魔笛序曲とクラリネット協奏曲は、うまくいえないのだが違和感を感じた。クラリネットもほころびが目立ち、第一楽章のあとに拍手する観 客???つまりは、集中力もなくなって ぼーっと聴くことに
後半のモツレク 各ソロはまずまず 合唱も歌い進むにつれて 調子があがる。オケは、最初は鈍い音というか、ピリオド奏法の響きの濁りを感じて つらかったが、やはり曲が進むにつれ、ローレルはテンポを速めにして、一気にこの曲を仕上げるような感じだった。それはそれで、良いのだがその分軽い感じ になってしまう。それにしても、ローレルはフランスで人気があるようだ。若手の勢いというものは、強く感じる。それに甘いマスクだし。

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